"私の一日"
企画→トーク→奔走
株式会社ムービック
企画制作部
<2014年 新卒入社>

「こんなグッズが欲しい」「こんなグッズがあったらバカバカしくて面白い」ひらめいたら一直線、企画会議を通して商品化までまっしぐらという彼の毎日。新人時代の先輩の言葉がきっかけで、仕事に楽しさを見出せるようになったという。

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●現在の仕事

主に深夜枠のアニメの商品化を担当しています。

深夜アニメの企画は3ヵ月という短いクールの間の勝負です。特に“ノーマークだったけどアニメ始まってみたら超面白い”、“これ何かしなきゃ”、というものがあった時は、時間とのし烈な戦いになります。ですから、いつも、無理を聞いてくださっている「工場」関係者の方々には足を向けて寝られません!

●先陣を切る勇気

普段は前評判やファンの方々の声、原作の小説や漫画の実績などが一定の判断材料になります。そこでこぼれたものでも、「僕はすごく好きだ」と感じるものに対して、自分なりの説得材料を、どんな小さな情報でも拾い集めるようにして、形にしていきます。

もともと、アニメや漫画、ライトノベルが好きで大量摂取していたので、そんな自分の「すごく好き」には、ファンとしての視点がちゃんとあると思っていて、一見、条件が整っていなくても、「世に出したら喜ばれるはず」、「多分誰もやっていなかっただけ」ということだと考えています。そういうものを“自分が最初に”、っていう、先陣を切る勇気も大切かなと思っています。

●お客様への熱視線

あるファンタジー系のライトノベルのグッズを企画して、営業担当の人にも本を読んでいただき、版権元様に熱いプレゼンテーションをしてもらい、人を巻き込みながらクリアファイルを創って出したことが、初めて自分から提案し実現した仕事でした。企画した商品が、お客様にとってどういうものかとても気になり、SNSで反響を確認する以外に、お客さんのふりをして、アニメイトの売り場を見に行ったりもしました。ある時、そのアイテムを手にしたお客様に「この作品、お好きなんですか」って声をかけられたことがありました。「これ僕が作りました!」って言いたいのをグッとこらえて、「僕も好きなんで、どんなグッズがあるのかと思って」みたいに答えました。(笑)

アニメやライトノベルファンの男性のお客様って、ご自身で世界が確立している方が多いので、お店でお客様同士が会話することってあまりないんですよね。びっくりしましたけど、多分、僕の“熱視線”がすごかったんだと思います。(笑)

●ウォールポケットで閃いて

人混みが苦手な僕は休日になると、車で郊外のショッピングモールや大型家具店などをぶらぶらするのが好きで、それが結構気分転換になっています。以前、インテリアショップでウォールポケットを初めてみました。書類や小物とかを入れるポケットのついた壁掛けなんですが、「こんなのもあるんだな」って思ったんです。そう思った次の瞬間、「ポケットが女の子の胸だったら、馬鹿げていてすごく面白いな」ってひらめいてしまいました。(笑)

大真面目な企画会議を通して、商品化が承認されて、これが結構売れました。僕も仕事で愛用しています。ニコニコ動画で商品が紹介された時に「天才だ」ってコメントが流れていて、モニターの前でガッツポーズしました!いつも、頭の片隅に、「こんなのあったら面白いな」という思いがあるので、出会い頭で、商品化まで勢いでいっちゃうこともあります。

●ミスの連鎖を起こして

入社1年目の秋頃に、仕事のミスが重なり、いろいろな悪循環が起こって、「自分が何のために毎日の仕事をしているか」を見失った時に「辞めたい」って思いました。

その時、OJTの先輩に正直に「今、仕事が面白くない、辛い方が大きい」って打ち明けました。そこで言われたのが2つ、「ミスで死ぬわけじゃない」「自分のデスクで根をつめないで、職場を歩き回ってみて」ということでした。

「ミスで死ぬわけじゃない」って言われるまでは、必要以上にミスを怖がっていたのだと思います。そんな状態でミスをしていたので気持ちもすごく落ち込んでいました。だから、当たり前のことのようですけど、この言葉にはすごく救われました。そして、具体的に、行き詰った時に、職場を歩き回るようにし始めました。僕のいるフロアだけで部署が八つもあり、従業員は170人くらいいるので、話したことがない人もたくさんいました。

改めて社内を見回してみると、それぞれで面白そうなグッズをつくっていたり、販促物をつくっていたりするので、「これいつ発売ですか」とか「それ面白いですか」とか自分が関わらない作品の他愛ない話を二言三言して、席に戻ることをしました。そのことで不思議と閉塞感から開放されて、再び、落ち着いた気分で“自分のコト”にあたれるようになっていました。しんどい時に「一瞬、自分の仕事を忘れる」のは重要だと思います。

ムービックは本当に多種多様なものを日々創り出しているので、フロアを1周するだけでもそういう材料に事欠かないです。

“「やる時はやる」
「遊ぶ時は遊ぶ」の精神で!”

●現在の目標

今本当に好きなアニメに関わることができているので、自分ができる仕事の範囲をしっかり着実に広げて行きたいと思っています。

企画力にも磨きを掛けたいですし、そのために、机の整理整頓をばっちり!やっています。

上司の机が整頓されているので見習っているんですけど、やはり、整頓された机に向かうと思考も整頓されてくるものです。

自身の仕事の環境を整えることから、一人前であるようにと思っています。


株式会社ムービック
企画制作部
<2014年 新卒入社>

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株式会社ムービック
企画制作部
<2012年 中途入社>