"私の一日"
版権元様との連絡→ 版権元様への企画書・提案書づくり
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株式会社ムービック
企画営業
<2012年 中途入社>

自らを成長させてくれた大型催事の企画は子供のころから大好きだった作品。人から人へ、彼女はファンと作品をつなぐために、奔走する毎日だという。

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●現在の仕事

版権営業をしています。

現在の仕事は、主に出版社様の権利物を商品化する企画立案をし、権利許諾から、商品化のスケジューリング、サンプルの監修、アニメイトでのフェアの実施や関連イベントでの物販など、本当に幅の広いものになっています。日々、版権元様との打ち合せ、メールでのやりとりや確認があり、同時に商品化の進行状況を常にチェック、たくさんのことが常に同時進行している日々です。上司から、「営業はすべてのプロデューサーであれ」と言われていますが、仕事を限定せずに、「あらゆることをプロデュースするのは自分なのだ!」という気概で毎日仕事をしています。

●一番の充実感を味わう時

作品を盛り上げている実感を、常に体感できるのが最高のモチベーションになっています。原作のコンテンツホルダーである版権元様と直に接して「コト」が始まる瞬間から、出来上がった商品「モノ」をイベント物販などで直接お客様「ヒト」に手にしていただける瞬間まで、その間の宣伝やフェアの仕込み含めて、あらゆる局面で「この作品を盛り上げているんだ!」と心底思えるんです。その実感があれば、本当にどんなことでも乗り越えられます。特に実感を味わうのは、お客様が商品を手に取っているのを直接拝見した時です。

イベント物販で直接お客様に商品を手にしていただけるのも嬉しいですし、自分の企画した商品が発売されたときはアニメイトの店舗に行って、ワクワク、ドキドキしながら、どんな方が手にしてくださるのか、どんな感想をおっしゃっているのか、とても気になるのでチェックしに行きます。喜んでくださるお客様の反応は何よりです。

●入社1年目と現在、私の変化

私が成長できた大きなきっかけは、入社2年目に子どもの頃から大好きだった作品の大型催事に携わったことです。営業の私を含め、制作担当、デザイナー、グループ会社の担当者を含めたチームの全員が一丸となって作品の盛り上げに徹しました。制作担当、デザイナーみんながその作品の第一世代だったため、世界観を共有でき、子どもの頃大好きだった作品に携われることに同じように喜びを持てていたので、チームにまとまりがあり様々なことがスムーズでした。このようなやりがいのある環境の中で、商品企画や催事物販のハンドリングなど、プロデューサーとしての仕事を初めて体験できました。「大好きな作品によって自分が成長する」という、本当に恵まれた時間でした。

●仕事のチャンスを得るために

ムービックでは、所属している部署を軽く飛び越えて「好き」を発信していくことで、好きなコンテンツに携わるチャンスがあります。だから、「こういうモノが欲しい!」という思いや、「作ってみたい!」といった意志をいつも発信して、担当の方々に向けてアピールしておくことはとても大切です。「やってみよう」「やらせてみよう」という気概が溢れている職場です。例えば、商品としてヒットする見込みが、前例などから勘案して乏しかったとしても、一ファンとして「面白いな」「あったらいいな」という強い意見があったら、「試してみようか」という方向に行くんです。私が担当した商品も、そうやって蓋を開けたら、見込みの数十倍の予約をいただいて、結果大ヒットというものもありました!

●大変なこと

スケジューリングです。営業は1人で複数の作品の商品展開を同時に行っており、作品ごとの展開も様々です。また、商品化の進行は不測の事態を考慮しておく必要もあります。作品によっては、再現性を高いレベルで要求されることも少なくなく、例えば色校正は数回の再校正が絶対出てくるだろうな、と覚悟して臨んでも、さらにそれを上回ることもあって焦ったりします。

“池袋が近いので
良く仕事帰りに買い物をします”

●将来の夢

「作品とファンの架け橋」になりたいです!

かつて、一ファンだった私に、作品の世界観をイベントやグッズなどいろいろな形で届けてくれた人がいたから、今の私があるわけです。

今度は私がお客様のためにそういう役割を果たしたいと思っています。

現に、入社したら過去に私自身が参加したイベントをプロデュースしていた人や大切にしていたグッズを制作した人に何人も出会って、そういう先輩たちから受け取ったバトンを、今は私が持っている、そして将来、このバトンを次の世代に渡すために、今走っているんだと思うのです。


株式会社ムービック
企画営業
<2012年 中途入社>

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株式会社ムービック
企画制作部
<2008年 新卒入社>